システムが変わっても、最後は人間

KSK2。

税務行政の新しいシステムが動き始めました。

さっそく、ちょっとしたトラブル。

税務署から届く振替納税結果のお知らせ。

実際には口座から引き落とされているのに、画面上では「振替不能」と表示されることがあるそうです。

国税庁からも正式にお知らせが出ています。

実際の引落しを確認して、納付できていれば再納付は不要。

なるほど。

でも、納税者からすれば、

「税務署から振替不能って言われたんだけど」

となりますよね。笑

念のため税務署にも電話してみました。

やはり問い合わせは何件も来ているそうです。

担当の方も状況は把握しているものの、現場ではどうしようもない。

「申し訳ありませんが、実際の引落結果でご判断をお願いします」

とのこと。

大変ですね。

でも、もう元には戻れないですもんね。

お互い頑張りましょうね。

そんな話をして電話を切りました。

別に誰かを責めたいわけではありません。

大きなシステムを切り替えれば、想定外のことも起きるでしょう。

そのたびに現場では、

事情を確認する。

相手に説明する。

不安を解消する。

必要なら謝る。

そんな仕事が発生します。

AIが進歩すれば、このあたりも大きく変わると思います。

原因を探す。

大量の情報を整理する。

対応方法を考える。

解決にたどり着くまでの時間は、これからもっと短くなるはずです。

でも、実際に困っている人と向き合うのは?

今のところ、やっぱり人間なんですよね。

変な話、

自分が悪くなくても謝る。

自分には直せないことでも説明する。

それで相手が少し安心するなら、それも仕事。

僕ら税理士も、お客様との間で似たようなことをしています。

ただ、ふと思いました。

この文化、次の世代でも残るのでしょうか。

AIが原因を調べ、正しい対処法を示し、必要な手続きを進めてくれる。

そんな時代になったら、

誰かが頭を下げなくても、問題は解決するのかもしれません。

それはそれで、いいことだと思います。

でも、

「大変ですね」

「お互い頑張りましょう」

そんな何気ない会話で、少し気持ちが軽くなることもある。

技術が進歩しても、この部分はどうなるんだろう。

KSK2が始まって、まだ間もない。

新しいシステムの不具合を、現場の人たちが一つずつ受け止めている。

当たり前が変わる途中って、こんな感じなのかもしれません。

便利になるのは大歓迎。

でも、そこにいる人への感謝は忘れずにいたいと思います。

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