ナスカの地上絵。
少なくとも2000年以上前に描かれたものだそうです。
それを今、
AIで航空写真を分析して、
新しい地上絵を探す。
山形大学とIBMの研究では、
AIを使った調査によって6か月で303点の新しい具象的な地上絵が確認されました。さらに、それぞれの地上絵がどこに配置されているかを調べることで、共同体の儀礼や、小道を歩く人への「掲示板」のような役割まで見えてきたそうです。
面白い。
AIというと、
文章を作る。
資料をまとめる。
計算する。
今まで人がやっていた仕事を速くする。
どうしても、そんな「便利の延長」で考えがちです。
でもナスカの話を見ていると、
ちょっと違う気がします。
これにAIを使ったら、何が見えるんだろう。
その発想。
今までも人間は、
見方を変える。
角度を変える。
前提を疑う。
そうやって新しい発見をしてきました。
でもAIが入ることで、
人間ならそもそも思いつかなかった角度。
膨大すぎて人間では見切れなかった角度。
そんな「別の目」が一つ増えたのかもしれません。
これは仕事でも同じだと思います。
AIに、
「この作業を速くして」
と頼むだけではなく、
「この数字、別の見方をしたら何が見える?」
「この資料全部を横断して、違和感を探したら?」
「今まで当然だと思っていたやり方を、別の角度から見たら?」
そんな使い方もできるはずです。
僕らの仕事も、
会計を速くするためだけにAIを使いたいわけではありません。
会社の数字。
過去の経緯。
資料。
会話。
そこから今まで見えていなかったものが見えるなら、
その方がずっと面白い。
もちろん、
最後にどう判断するか。
何を大切にするか。
お客様と何を話すか。
そこは人間の仕事です。
でも、
見る角度を増やすところには、
AIをもっと使える。
2000年前の地上絵と、
2026年のAI。
まったく関係なさそうな二つがつながって、
今まで見えなかったものが見えてくる。
世の中には、
まだまだ不思議が溢れています。
金田崇志税理士事務所も、
AIを単なる効率化の道具としてではなく、
「今までとは違う角度から見るための道具」
として使っていきたいと思っています。
