住宅ローン。
気づけば、借りてから10年くらい経ちました。
あの頃は、金利なんてほとんど意識していなかった気がします。
住宅ローン減税まで考えれば、
「借りた方が得なんじゃない?」
みたいな、ある意味おかしな世界。
いわゆる逆ザヤ。
僕ら氷河期世代は、長いことそんな「利息のない世界」に慣れすぎたのかもしれません。
でも、ここ数年で空気が変わってきました。
日銀の利上げが意識され、
住宅ローン金利も少しずつ上がる。
そして昨夜からは円高が進み、ドル円は154円台まで。
半年ぶりの円高水準です。
……154円で「円高」と言うのも、なんだか不思議ですが。笑
少し前まで160円台を見ていたから、そう感じるだけなのかもしれません。
でも、こうして金利や為替が動くと、
今まで当たり前だった前提が、もう当たり前ではないんだなと思います。
住宅ローン。
設備投資。
事業融資。
預金。
為替。
利息のある世界では、
「借りればいい」
「現金は持っておけばいい」
だけではなく、
どこから借りるのか。
固定か変動か。
いつ返すのか。
どれだけ現金を残すのか。
そんな判断が、また少し重要になってきます。
僕自身の住宅ローンは、地元の信用金庫。
金利だけ見れば、もっと安いところもあったのかもしれません。
でも、10年経った今も借りています。
少しくらいは、地域に貢献できているかな。
なんて思ったりします。
僕らの世代は、
利息がほとんどない世界を長く生きてきました。
だからこそ、
利息のある世界に戻ってきた今、
昔の感覚のままではいけない。
税理士としても、自分自身としても、
金利や為替を「あるもの」として判断する感覚を、もう一度身につけないといけないなと思います。
