当たり前の決算前ミーティングが、実は一番難しい。

8月決算のお客様。

決算前のミーティングを行いました。

今期の数字。

決算までに確定していること。

まだ確定していないこと。

最終的な利益の着地。

税金。

資金繰り。

そして来期をどうしていくのか。

一つずつ確認しながら、社長と話していきます。

書いてしまえば、

ごく当たり前の決算前ミーティングです。

でも最近、この「当たり前」がものすごく大切だと思っています。

そして実は、なかなか難しい。

決算が終わってから、

「今年はこれだけ利益が出ました」

「税金はこれだけです」

と説明するだけなら、数字はすでに確定しています。

決算前は違います。

確定している数字。

まだ動く数字。

これから発生する売上や経費。

入金と支払い。

借入金の返済。

来期に予定している投資。

それらをできるだけ整理したうえで、

「今、会社はどこにいるのか」

を社長と共有する。

だからこそ、

「このままでいい」

「ここは少し抑えよう」

「来期はここへ投資しよう」

「資金はこれくらい残しておこう」

という話ができます。

そして何より嬉しいのは、社長自身がその数字をきちんと把握していること。

僕らが一方的に説明するのではなく、

数字も。

来期の方針も。

資金繰りも。

お互いに分かった状態で話ができる。

派手な仕事ではありません。

特別な節税策があるわけでもない。

でも、

必要な数字が、必要な時に、きちんと分かる。

その当たり前の状態を作るために、日々の経理を整え、試算表を作り、分からないことを確認し、毎月少しずつ積み上げています。

決算前になって慌てて資料を集めるのではなく、

決算前に、決算とその先の話ができる。

当たり前のことを、当たり前にやる。

簡単そうで、実はものすごく難しい。

そんな状態をお客様と一緒に作れていると、

税理士冥利に尽きるな。

と思います。

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