マイナ免許証。
警察署で手続きを済ませたあと、24時間ほど経ってからマイナポータルアプリで連携。
はい。
忘れていました。笑
思い出した瞬間に連携。
これでようやく、マイナ免許証と従来の運転免許証の二枚持ちが完成しました。
制度そのものは、確実に一歩進んでいます。
マイナンバーカードに運転免許情報を記録する。
マイナポータルと連携する。
オンライン講習など、今までできなかったことも少しずつ可能になる。
新しい仕組みを始めたこと自体には、大きな意味があると思います。
ただ、実際に使ってみると気になることもあります。
警察署で本人確認をして、暗証番号も入力して、必要な手続きを済ませた。
それでも最後は、自分でマイナポータルを開き、もう一度連携操作をしなければいけない。
行政側としては、本人の意思を最後に確認したい。
「知らないうちに連携された」と言われることを避けたい。
そんな目的もあるのかもしれません。
必要な確認なのだと思います。
でも利用者からすると、
「そこまで手続きしたなら、自動で連携してくれてもいいのでは?」
とも感じます。
この感覚。
税務の手続きにもよく似ています。
個人事業主の所得税や消費税は、振替納税の手続きをしておけば、申告後に指定口座から自動で引き落とされます。
一方、法人税や消費税、源泉所得税などで利用するダイレクト納付や自動ダイレクトは、利用開始の届出をしていても、それだけですべての税金が自動的に引き落とされるわけではありません。
電子申告の都度、
ダイレクト納付を選ぶ。
自動ダイレクトを選ぶ。
納付日を確認する。
最後に、もう一つ操作が必要です。
申告を預かる税理士事務所にとっても、確認項目が一つ増えます。
申告書を作る。
電子申告する。
税額を伝える。
それだけでは終わらない。
納付方法は選択されているか。
引き落とし日は合っているか。
口座の登録は済んでいるか。
お客様へ連絡したか。
便利な制度が増えるほど、その制度と制度の間を人が確認しなければいけない場面も増えています。
マイナ免許証も、自動ダイレクトも、今は過渡期なのだと思います。
だから、制度を否定したいわけではありません。
むしろ、ここまで進んだことは評価したい。
そのうえで、実際に使った人が迷う部分や、忘れやすい部分は、次の改善につなげてほしい。
行政手続きも税務手続きも、
本人の意思確認や安全性を守りながら、もっと自然につながる余地はあるはずです。
新しい仕組みは、最初から完璧ではありません。
始める。
使う。
不便を見つける。
直す。
この繰り返しで少しずつ良くなります。
中小企業の業務改善も同じです。
クラウド会計を導入する。
AIを使う。
電子申告やダイレクト納付を利用する。
最初は手続きや確認が増えることもあります。
それでも、今までの方法に戻るのではなく、運用上の詰まりを一つずつ見つけて整えていく。
便利になったはずなのに、最後に人のひと手間が残っている。
この手のことは、これからも改善してほしい。
そして僕たち自身も、制度が変わるたびに手順を確認し、お客様が忘れないように管理し、より安全で分かりやすい運用へ整えていかなければいけません。
金田崇志税理士事務所 × グーチョキ会計株式会社では、東海市を中心に、電子申告、ダイレクト納付、クラウド会計、経理の仕組みづくりまで対応しています。
新しい制度やツールを導入して終わりではなく、会社の実務として無理なく回るところまで。
制度と人の間に残る「もう一つの手続き」まで、丁寧に確認していきます。
